体外受精をするにあたって、このクリニックで検査の為の採血を初めてしました。(子宮頸ガン検診の採血は除く)
不妊治療って採血を頻繁にするイメージですが、私の先生は無駄な検査はしない方針。
タイミング療法中はなんにも数値が出てこないため、不安な人もいると思います。(あくまで私のケースの場合。)
私は経済的な負担も減るし、とりあえず採血しときましょうねーっと言われるよりは理にかなっていると感じていました。
今は必要ないのねーっと。
が、しかし! 4/2になんと5本!
一週間後に検査結果を渡された時は特になにも言われません。
まー、問題ないということでしょうとそのまま仕舞い込みました。
受精確認ができて心に余裕が出てきた頃、そういえばあの検査はなにを調べていたんだろう?と疑問が。
でも、わからない項目と数字の羅列だらけでちゃんと見る気にならず…
それではということで一時期話題になっていた卵巣年齢はわかるのだろうか?と、そちらからのアプローチに変更。
どうやらAMH(アンチミュラー管リアンホルモン)がそれのようです。
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近年、注目されているのがAMH(アンチミューラリアンホルモン)を測る検査です。
AMHは、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンです。血中AMH値が原始卵胞から発育する前胞状卵胞数を反映すると考えられており、原始卵胞(卵巣内で待機している卵胞)が少なくなってくると(卵巣予備能の値が低くなると)、AMHの値が低くなります。AMHについて
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もう一度検査報告書をみてみると…ありました!
AMH 11.5ng/ml
基準値は表示されておらず、この数値が良いのか悪いのかが謎です。
参考にさせていただいた浅田レディースクリニックのサイトによると、AMH高低=妊娠率ではないとのこと。
では、この数値をどう考えればいいのでしょう?
どうやらその値は卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか、つまり卵巣の予備能がどれほどかを反映しているとのこと。
高いから妊娠できるとか、低いから妊娠はできないとかというふうに短絡的に結びつけてはいけないんですね。
卵の質が大事とよく聞きますが、この質はAMHではわからないということです。
以前の仕事で相関を使ってデータを分析していたことがあり、年齢とAMHの図を見ると、相関性が低いことがわかります。
× AMH高低=妊娠率
○ 年齢=妊娠率
なんとも切ないお話です。
年齢別に基準値を載せているサイトもありますが、数字に一喜一憂してはいけなさそうです。
私の場合は年齢より数値が高いように見えますが…
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AMH値が4.0~5.0ng/ml以上ある場合は、多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)(PCOS)が疑われます。
(浅田レディースクリニックのAMHについて参照)
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私、PCOSの可能性が高そうです。
クリニックに通い始めてかれこれ一年以上経ちますが、先生からは一言も言われたことありません。
でも、排卵が起きにくかったり、育つのが時間がかかっていたのはタイミング法をやっていたので理解しています。
あー、そういうことかと、AMHについて調べたことで、自分の体の状態と検査結果が結びついてきました。
採卵のために針を刺す回数が多かったのも、ちゃんと理由があるのだな〜と。
体外受精に挑むことで、いよいよ自分の体の状態が見えてきました。
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