2015年9月3日木曜日

ホルモン補充周期移植②

体外受精に挑戦中は体調の変化・精神的負担もあり、リアルタイム更新ができません。
実際の治療とブログの更新にタイムラグがあることをご容赦ください。

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6/18 D15の9:00に診察です。

受付を済ますとすぐ採血に呼ばれます。

結果が出るまで、2Fのカフェでコーヒーを飲みながら待ちます。移植が始まってから、採血は慣れたものです。

一時間ほどしてクリニックに戻り、診察室に呼ばれます。

まずは内診をし、今後服用する薬剤の説明です。

ディビゲル: エストロゲン製剤です。卵巣ホルモンの補充目的に使用します。ジェル剤です。
デュファストン(DUP): プロゲステロン製剤です。黄体ホルモンの補充目的に使用します。

                               7:00         15:00       23:00
ディビゲル              1               1               1
デュファストン      2                2              2

今回からディビゲルが一袋になりました。ベタつきがだいぶマシになります。

ディビゲルは今日の15:00からスタート、デュファストンは次の日の6/15 15:00から飲み始めるように指示がありました。

ここで日程にあった移植直前に行うこともできるSEET法について、希望するかインターネットで調べてみてね。
次回、やるかどうかの相談を受けますとの言葉があり、診察終了。


SEET法とは…
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子宮に着床させるには初期胚(4~8細胞期胚)が母体に信号を送り、これにより子宮内膜を着床ししやすい状態に準備をすることが必要であることが最近の研究により明らかになってきました。
しかし胚盤胞移植をした場合、胚盤胞は母体に信号を送ることができないため、着床しやすい子宮内膜をつくる準備が遅れてしまいます。
胚盤胞移植は5~6日も母体から離れて体外で培養を行っているため子宮は受精卵を受け入れる準備ができないわけです。
それなのにいきなり受精卵がやってくると、子宮は慌てて着床の準備を始めます。
急に着床準備を始めても間に合うこともあるため、胚盤胞移植は着床率が高いのですが、間に合わずに着床できない人も中にはいるんです。
そして考えられたのが二段階移植です。
二段階移植は、採卵後2~3日後に初期胚(4~8細胞期胚)を移植し、さらに5日~6日後に培養した胚盤胞を移植する方法ですが、一度の周期に2つの受精卵を移植するため、多胎妊娠が多いというリスクがあり、医療機関によっても評価が分かれていました。
そして最近では一回で移植できる胚の数を1個に制限している病院も多くなっています。

その代わりに二段階移植と同じような効果が得られる方法として開発されたのがSEET法です。
SEET法は受精卵の培養液を移植数日前に注入することにより子宮内膜に刺激を与えて、着床しやすい準備をさせる方法です。
子宮に信号を送るだけならわざわざ受精卵を戻さなくても、受精卵を培養した培養液に信号が含まれているので、その培養液を入れるだけでもいいのではないか、ということで発見されたんです。(SEET法とは?-> ✴︎)


*もっと詳細がわかるサイトがたくさんありますが、簡単な説明のサイトを掲載しました。
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調べて主人にも相談し、疑問がいくつか湧き上がってきました。

メリット・デメリット・疑問を理解した上で、やるかやらないかを判断しようと思いました。

次回の診察は6/22 D19になります。

移植は6/26 D23、SEET法をやるとすれば二日前の6/24 D21となる予定。

今日から本格的に時間に縛られたホルモン補充の始まりです。






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