2015年9月24日木曜日

食べたものが体を作る - 手作り味噌

今年の3月に手作り味噌講座を受講して6ヶ月。

リビングの片隅に置いたままの手前味噌。

夏を越し、そろそろ発酵が進んでいるのではないかと恐る恐るチェックすることに。

3月(最初の大豆の色)



5月(仕込み後2ヶ月)



味噌の作り方、実はいたってシンプルなんです。

①まぜる
仕込み袋に食塩200gと米麹500gを入れてよく混ぜ合わせます。
よく混ざったら、煮大豆1kgを入れます。
②なじます
煮大豆の水分を乾燥した米麹や食塩になじませる時間です。
少し置いておきます。
③潰しまぜる
なじんできたら潰します。(20-30分)
④まとめる
潰し終えたら、空気を抜きながら味噌をしたへよせ、まとめて固めます。(味噌の表面が雑菌にふれるのを防ぎます。)
⑤保管する
なるべく暗い場所の保管します。楽しみながら味噌をよく観察し、味噌の発酵を待ちましょう。


「楽しみながら味噌をよく観察」<=6月頃からこれがすっぽり抜けてしまい、今年の猛暑を一人で乗り越えさせてしまいました。

すると… 恐れていた暗黒系(黒・青・黄色)のカビが袋の隅にできていました…泣

やっぱり空気が入ってしまっていたんです。

手軽に袋で作ることのデメリットかもしれません。

でも、これは発酵が進んでいる証拠とも言えます。

早速、カビを取り除き仕込み袋から保存容器へ「味噌の引越し」をしました。

引越し後(9月)



色が変わったのがよくわかりますね。

最初にはなかった味噌の香りもしっかりとします。

今使っている市販の味噌がなくなり次第、こちらに切り替えて行こうと思います。

ちょっとだけなめてみましたが、最初の頃より塩味がまろやかに。

自分で作るとそれだけで美味しく感じるから、不思議なものです。


手前味噌が続けられるかはこの味噌の評判次第。

色々な料理に活用して、安心・美味しいが両立すれば言うことなしです。





2015年9月18日金曜日

ホルモン補充移植移植⑧

体外受精に挑戦中は体調の変化・精神的負担もあり、リアルタイム更新ができません。
実際の治療とブログの更新にタイムラグがあることをご容赦ください。

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7/13 D40(BT17)の診察です。

朝一番にとった尿検査を看護師さんに渡し、採血をします。

いつも通り約1時間後に先生の診察。


残念ながら… ダメでした。

βHCGⅡ=0.5

3日ぐらいしたら生理がくると思います。

妊娠判定が出た場合は1周期開けた方が良いので、次回の診察は4週間後に来てください。


残念ですが、実はちょっと予感がありました。

前回、診察はせずに注射をした日、その朝くらいから生理前の頭痛や肩凝りが出始めていたんです。

体温も低くなっていた?測っていないので正確にはわかりませんが…

お肌の調子がとっても良かったのに、いつもの生理前のように、肌荒れに向かって下り坂になってきてもいて。

悪いこと考えても、良いこと考えても結果は同じ。

それなら無駄な心配はやめよう、と診察前はなんとか自分に言い聞かせていました。


体外受精をすると決めてから、いろいろな知識が増え、妊娠・出産までのハードルがいくつもあることを知ってしまいました。

採卵ができては安堵し、胚盤胞ができては安堵し。

でも、実はその後の方が現代の医療においてもかなり未知の領域で、しかも難しいだなんて、不妊治療に取り組まなければ知らないままでした。

下記、βHCGと生産率(児が生きて生まれる率)の表です。

胚盤胞移植7日目のβhCG値と生産率(KLC)

βhCG(mIU/ml)生産率
1~104.3%
10~2020.8%
20~3038.5%
30~4056.3%
40~5065.9%
50~6079.8%
60~7081.3%
70~82.9%

私の場合は64.0でしたので、悪くない数字でしたが、約20%が妊娠しても子どもを抱くことができないんですね。

HCGは高い方が出産できる可能性が高いという関係があります。


2回目の移植は着床したものの、その後育たず化学流産ということになりました。

化学流産は普通の生理とほとんど変わりはなく、手術の必要もなければ、次週期の採卵や移植にほとんど影響はないようです。

私のクリニックでは1周期空けて、次の作戦を立てましょうということでした。

もっと先になって流産になると手術も必要だし、次にチャレンジもすぐにはできません。

今回はダメだったけど、卵が私の体のことを考えて早めにさよならしてくれたのかなと考えることにしました。

だって1回目はかすりもしなかったんですもん。

少しずつではありますが、一歩ずつ進んでいる!と思って、前を向かなきゃ。


こうやって考えられるようになったのは、もう少し後なんですがそれはまた次のお話。



2015年9月17日木曜日

ホルモン補充周期移植⑦ -注射のみ-

体外受精に挑戦中は体調の変化・精神的負担もあり、リアルタイム更新ができません。
実際の治療とブログの更新にタイムラグがあることをご容赦ください。

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7/8 D35(BT12)は注射のみの通院です。

その前に、前回のブログから使っているBT(Blastocyst Transfer)について。

他の方のブログなどで移植後何日というのに良く使われていますし、生理開始日からカウントするDay(D)だけでは移植後の日数感覚が掴みにくいかなと思い併記しますね。

BTは胚盤胞移植法のことで、私は2回の移植とも凍結胚盤胞を移植しましたのでこちらの数え方です。

胚盤胞移植日=BT0となります。

つまりBT7に妊娠判定、5日後のBT12は診察なしの筋肉注射のみです、という風に使います。

因みに、ET(Embryo Transfer)は胚(受精卵)移植法のことだそうです。


それでは本題にもどりまして、移植後から判定日前後の体調についてのまとめです。

私が自覚した体調の変化は…

・体温がいつもより高く感じる
・お肌がいつもよりなめらか(体温が高く血流が良くなったため?)
・胸の張り

これらが自覚できたものです。

なんの自覚症状もない人もいれば、いろいろな症状が出る人もいるようで、ほんと人それぞれですね。

この日はプロゲストンデポー筋注125mgを前回と同じようにお尻(前回と反対側)に注射して終了。

次の診察は7/13 D40(BT17)になります。

もう未知の領域。

順調に育っていってくれることを祈ります。


2015年9月16日水曜日

サプリは何を選べば良いんでしょう?

妊活のためのサプリってなにを飲んでますか?

私は近所のドラッグストアで手に入る葉酸&鉄のタブレットを最近とっています。

一日一粒、レモン味で気軽に舐められるので続いています。

サプリといっても、ものすごく種類があるんですよね。価格も幅広いですし。

10日分のお試しサプリをいただきましたので、早速飲んでみます。


9/4から一日3粒飲み始め、9/13に10日間のお試しを飲み終わりました。

今までのタブレットと比べるとこんな感じ。



こちらのサプリ三粒も、タブレット一粒と同じように無理なく飲めました。

カプセルなので水で飲み込んでしまって、味はしないんですけどね。

一日当たり必要な葉酸は0.4mg(ほうれん草4束分)。

毎日の食事からしっかり取りたいですが、正直難しい。

そんな不足分をこのサプリは補ってくれます。

それに加え、国産マカとショウガも配合されていますので、私のような冷え性にもピッタリ。


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特徴が3つあります。

・国産マカ
    アミノ酸、ミネラル、ビタミンが豊富なスーパーフード

・ショウガでぽかぽか
     体内の巡りをサポートするあたため食材

・不足しやすい葉酸を十分に
    妊活、妊娠中の健康サポートーに摂取したい成分

この10日間は高体温期になり始めの時期と重なってしまい、ショウガが効いてるのかどうかわかりにくく…

でも、いつものサプリと比べてより体に良さそうなマカ、しかも国産!が入っているので、続けていくことで良い体に近づいていくのかなと思います。



2015年9月14日月曜日

ホルモン補充周期移植⑥ -妊娠判定-

体外受精に挑戦中は体調の変化・精神的負担もあり、リアルタイム更新ができません。
実際の治療とブログの更新にタイムラグがあることをご容赦ください。

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7/3 D30(BT7)に妊娠判定の診察のため、9:00に受付を済ませて採血をします。

検査結果が出た頃に診察室に呼ばれ、結果を聞きます。

ドキドキ


おめでとうございます。妊娠してますね。


βHCGⅡが64.0でした。前回はかすりもしなかったので、人生初の妊娠判定です。

先生からは以下の薬剤を継続すること・今日は注射をして帰ること・今後の予定について説明されました。

                                         7:00              15:00            23:00
ディビゲル(ジェル剤)       1                     1                  1
デュファストン                 2                     2                   2
バファリン                        0                     0                   1

7/3  D30(BT7)      採血・診察・注射
7/8  D35(BT12)    注射
7/13 D40(BT17)   採血->診察(尿検査有り)

その後、妊娠したら注意することとして、新聞のコピーを2枚をもらいます。

主な内容(記事の見出し)は…

・葉酸取りすぎ 妊婦は注意
・妊娠中は生肉食べないで
・海外旅行なら大丈夫? - 産婦人科医が少ない現状で、安易な旅行(海外・国内とも)は行楽地周辺の産婦人科の忙しさに拍車をかけます。我慢も必要です。

前回がダメだった分、期待はしていませんでした。

先に知ったところで、ショックに変わりはないとフライング検査もしませんでした。

だからこそ、この記事を読んでからやっと、妊娠できたんだとじんわり実感が伴ってきます。


診察が終わり、看護師から薬の説明と次回診察の尿検査セットをもらい、注射を打ってもらいます。

注射はプロゲストンデポー筋注125mg。

これは黄体ホルモンの注射で、着床を維持しやすくします。

打つ場所はお尻。そうです、これ筋肉注射なんです。

ベッドに横になりお尻を半分くらい出します。

溶液がとろっとしているので、ゆっくり注入しますから少し我慢してくださいね、と看護師さんからの説明。

赤ちゃんのためなら…と耐えました。

採卵前に追加で打った二の腕への筋肉注射に比べれば、お肉があるぶん痛さは大丈夫でしたよ。


今は卵がしがみついてくれることを願い、腹巻きをして毎日過ごしています。







2015年9月11日金曜日

ホルモン補充周期移植⑤ -2回目の移植当日-

体外受精に挑戦中は体調の変化・精神的負担もあり、リアルタイム更新ができません。
実際の治療とブログの更新にタイムラグがあることをご容赦ください。

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6/26 D23に2回目の胚盤胞移植です。

9:00に受付をし、約一時間後に診察です。

検査結果から移植できるということで、凍結卵はどれを選択しますか?と聞かれます。

私では判断できないので、前回同様先生にお任せし、どれを使用するのかを教えてもらいました。

今回は顕微受精(ICSI)した卵を融解するとのこと。

1回目は卵の精子を振り掛ける方法(R)の卵でしたので、いろいろな組み合わせを考えているんでしょうね。

移植については、14:00に再度来院するよう支持されました。


14:00にクリニック到着後、まずは診察室に呼ばれます。

培養士から融解した卵の状態とアシストハッチングした卵の状態を画像で見せてもらいます。

融解後も問題なしということで、こちらを今回は移植しますと説明してもらいました。

その後、順番に待合室に呼ばれます。

手術着(簡単なガウンのようなもの)に着替え、トイレを済ませます。

呼ばれるとそのまま手術室へ。


名前と生年月日を言って、自分でベッドに上がります。

左のモニターには融解した卵子が映し出されました。

右は子宮のエコーの様子が写っています。

先生や看護師さんが今やっていることを説明しながら進めていってくれます。

今から卵を子宮に移植しますという時、看護師さんがモニターを指示棒のようなもので指してくれます。

モニターでは卵が白く映りますよと言って、終わった後は先生からエコー写真もいただきました。

本当に薄っすら白く写っています。

終了後、着替えをしたらすぐに動いてOK。

移植後、診察室で今日の結果を聞きます。

以下、もらったお知らせの内容。

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本日戻した卵は凍結融解胚で

孵化胎盤胞のグレード4BBです。

アシステッドハッチング(透明帯除去)は有です。

子宮内膜の厚さ10mm

*現在保存中の凍結胚数は7個です。
*胚移植後は薬の内服があります。

⚪︎ホルモン補充周期の方
                                         7:00              15:00            23:00
ディビゲル(ジェル剤)      1                     1                  1
デュファストン                 2                     2                   2
プリンペラン                    1                     1                   1
                                                    12:30
プレドニン                                   1
プラノバール                                1

次回の診察日は7/3 AM9:00です。
診察前に血液検査ありです。
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グレードは一回目4BA->二回目4BBになりましたが、内膜は同じ10mmとまずまず。

SEET法をしたことで、着床の窓がきちんと開き、卵を迎えてくれるとこと祈ります。

私にできることは指示された通り、一週間毎日忘れずにジェル剤を塗り、薬を飲むことだけです。


一週間後の判定まで、あとは待つのみですが、不安が押し寄せてきます。




2015年9月9日水曜日

ホルモン補充周期移植④ -SEET法-

体外受精に挑戦中は体調の変化・精神的負担もあり、リアルタイム更新ができません。
実際の治療とブログの更新にタイムラグがあることをご容赦ください。

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6/24 D21 12:30に受付をし、13:00にSEET法のため準備・休憩用ベットのある部屋へすぐ通されます。

処置は移植とほとんど同じ。モニターを見ながら培養液が注入されることを確認します。

ここに卵を置かなくてはというのがないためなのか、随分早く感じました。


処置後、ベットから起き上がって説明を聞き、エコー写真もらいます。

ここに注入しましたからね、と言われましたが、今写真を見てもいまいちわかりにくい感じです。


先生による診察がないので、今日はこれでおしまい。

この日の処置が、着床の手助けに少しでもなることを祈ります。



2015年9月4日金曜日

ホルモン補充周期移植③

体外受精に挑戦中は体調の変化・精神的負担もあり、リアルタイム更新ができません。
実際の治療とブログの更新にタイムラグがあることをご容赦ください。

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6/22 D19の診察です。

受付を10:00に済まし、この日も先に採血をします。2Fで使えるコーヒーチケットをもらい、結果を待ち診察です。

薬剤は前回と同じものに加え、プリンペラン、プレドニン、プラノバールが追加されます。


ディビゲル: エストロゲン製剤です。卵巣ホルモンの補充目的に使用します。ジェル剤です。
デュファストン(DUP): プロゲステロン製剤です。黄体ホルモンの補充目的に使用します。

<追加分>
プリンペラン: 嘔吐を抑える作用をします。
プレドニン: 炎症やアレルギー反応を抑える薬です。PCOSを助けるものと思われます。
プラノバール(PLV): 卵胞ホルモン・黄体ホルモンの合剤です。子宮内膜の着床環境向上をさせます。

                               7:00         15:00       23:00
ディビゲル              1               1               1
デュファストン      2                2              2
プリンペラン         1                1              1
                                       12:30
プレドニン                      1
プラノバール                   1


その後、SEET法について質問しました。

・インターネットでは効果が上がるという報告と効果なしというものがあるが、このクリニックでは効果はどれくらいあるのか?

-> 35歳以上には着床率を上げる効果がみられる。それ以下の年齢については、着床率の違いはみられない。

これまた微妙なラインです。私、ちょうど35歳なんですもん。

でも、主人とは相談してやる方向でいましたし、簡単な処置ということと、費用は3万円くらいということで、お願いすることにしました。

これで妊娠成立することがでこれば、再度移植をするよりは費用対効果がある、ということに期待してです。

二日後の6/24 12:30受付、 13:00にSEET法をすることを確認し、この日は診察を終えました。




2015年9月3日木曜日

ホルモン補充周期移植②

体外受精に挑戦中は体調の変化・精神的負担もあり、リアルタイム更新ができません。
実際の治療とブログの更新にタイムラグがあることをご容赦ください。

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6/18 D15の9:00に診察です。

受付を済ますとすぐ採血に呼ばれます。

結果が出るまで、2Fのカフェでコーヒーを飲みながら待ちます。移植が始まってから、採血は慣れたものです。

一時間ほどしてクリニックに戻り、診察室に呼ばれます。

まずは内診をし、今後服用する薬剤の説明です。

ディビゲル: エストロゲン製剤です。卵巣ホルモンの補充目的に使用します。ジェル剤です。
デュファストン(DUP): プロゲステロン製剤です。黄体ホルモンの補充目的に使用します。

                               7:00         15:00       23:00
ディビゲル              1               1               1
デュファストン      2                2              2

今回からディビゲルが一袋になりました。ベタつきがだいぶマシになります。

ディビゲルは今日の15:00からスタート、デュファストンは次の日の6/15 15:00から飲み始めるように指示がありました。

ここで日程にあった移植直前に行うこともできるSEET法について、希望するかインターネットで調べてみてね。
次回、やるかどうかの相談を受けますとの言葉があり、診察終了。


SEET法とは…
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子宮に着床させるには初期胚(4~8細胞期胚)が母体に信号を送り、これにより子宮内膜を着床ししやすい状態に準備をすることが必要であることが最近の研究により明らかになってきました。
しかし胚盤胞移植をした場合、胚盤胞は母体に信号を送ることができないため、着床しやすい子宮内膜をつくる準備が遅れてしまいます。
胚盤胞移植は5~6日も母体から離れて体外で培養を行っているため子宮は受精卵を受け入れる準備ができないわけです。
それなのにいきなり受精卵がやってくると、子宮は慌てて着床の準備を始めます。
急に着床準備を始めても間に合うこともあるため、胚盤胞移植は着床率が高いのですが、間に合わずに着床できない人も中にはいるんです。
そして考えられたのが二段階移植です。
二段階移植は、採卵後2~3日後に初期胚(4~8細胞期胚)を移植し、さらに5日~6日後に培養した胚盤胞を移植する方法ですが、一度の周期に2つの受精卵を移植するため、多胎妊娠が多いというリスクがあり、医療機関によっても評価が分かれていました。
そして最近では一回で移植できる胚の数を1個に制限している病院も多くなっています。

その代わりに二段階移植と同じような効果が得られる方法として開発されたのがSEET法です。
SEET法は受精卵の培養液を移植数日前に注入することにより子宮内膜に刺激を与えて、着床しやすい準備をさせる方法です。
子宮に信号を送るだけならわざわざ受精卵を戻さなくても、受精卵を培養した培養液に信号が含まれているので、その培養液を入れるだけでもいいのではないか、ということで発見されたんです。(SEET法とは?-> ✴︎)


*もっと詳細がわかるサイトがたくさんありますが、簡単な説明のサイトを掲載しました。
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調べて主人にも相談し、疑問がいくつか湧き上がってきました。

メリット・デメリット・疑問を理解した上で、やるかやらないかを判断しようと思いました。

次回の診察は6/22 D19になります。

移植は6/26 D23、SEET法をやるとすれば二日前の6/24 D21となる予定。

今日から本格的に時間に縛られたホルモン補充の始まりです。






2015年9月2日水曜日

ホルモン補充周期移植①

体外受精に挑戦中は体調の変化・精神的負担もあり、リアルタイム更新ができません。
実際の治療とブログの更新にタイムラグがあることをご容赦ください。

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更新が随分と途絶えてしまいました。
さて、前回の続きです。

>これまでの薬がホルモン補充周期をスタートとさせる薬にもなっています。
>もしこちらで次の周期を行うのであれば、一週間後からスタートです。

と言うことで、二回目の移植は前回提案された、ホルモン補充周期移植に挑戦します。

クリニックから以前もらっていたプリントによると、ホルモン補充周周期とは…

ホルモン補充(HR)周期による胚移植
女性ホルモンを服用しながら、胚の着床に最適な子宮内膜をつくる方法です。子宮内膜が極めて薄い方、数回胚移植しても着床しない方、高年齢の方、自然周期の排卵が期待しにくい方、多嚢胞性卵巣と診断されている方等に有効です。当クリニックのホルモン補充周期では、より良い内膜をつくるため、一般的に行われている貼付剤や点鼻スプレーは一切使用しません。ホルモン補充周期では、ホルモン値を計測することが重要なため、診察ごとにチェックする場合があります。妊娠判定日までは必ず服薬が継続します。妊娠成立後も服薬が継続する場合があります。


6/8 D5にHR周期の最初の診察です。

採血をし結果を待って、診察室に呼ばれました。

血液検査の結果は問題なしで、HR周期の診察予定の説明。

診察日から移植、妊娠判定日まで全て確定しています。

自然周期移植はおおよそのスケジュールはありますが、診察してから次回の診察日が確定するので、これは良い点かもしれません。

私の場合、この日のD5、次回以降はD15, D19, (D21), D23移植日, D30妊娠判定となりました。

それぞれの診察については次回以降のブログで説明しますね。


処方された薬剤はディビゲル・フェマーラです。
ディビゲル: エストロゲン製剤です。卵巣ホルモンの補充目的に使用します。ジェル剤です。
フェマーラ: 排卵を誘発する目的に使用します。

これらの薬剤は、以下のように服薬時間が決まっています。

                        7:00      15:00       23:00
ディビゲル       3            3               3(次回診察まで継続)
フェマーラ      0            0               1 (今日から三日間)

ディビゲルはお腹や太股などに手のひらで塗るように指導されました。

一袋1mgなので毎回3mg。

ベタベタしているので慣れるまで少し不快でしたが、ここは諦めて乾くまでお腹を出していたり、部屋着のハーフパンツで居られる時間はそうしたりして凌いでいました。

これから判定日まで、ホルモン補充が続いていきます。