2015年6月8日月曜日

自然周期による初めての胚移植①

朝9:00に受付を済まし、すぐに採血に呼ばれます。

結果が出るまで45分くらいかかるので、それまでは診察券を受付に預ければ外出OKです。

この日はなぜか下の階にあるカフェのコーヒーチケットをもらえました。

やっぱり大切な日だからかな?

少し緊張して朝食をちゃんととってなかったので、コーヒーとホットドックを注文。

採血結果を待ちます。

カフェではコーヒーを注文してオフィスに向かうOLさんや、スーツ姿の男性などが入れ替わり立ち替わり入ってきます。

私もあんなふうに仕事をしていたなぁ〜、今の状態を想像もしてなかったな〜とひとり思案。


毎日仕事に追われ、月一・月二回は早朝会議にも参加していた27-32歳。

母に「普通の幸せ」でいいじゃないと言われ、普通ってなによ!と言い返していました。

当時は充実していたし、ひとりではできない経験をたくさんしました。

でも、世間で言う普通はとても難しいものです。

母の普通は30歳までに結婚して、こどもを産んで、無理のない範囲で仕事をして…  みたいな。

仕事も結婚も出産も全部!は、私には無理でした。

全部こなしてた先輩は強いなと思うけど、みんなが同じようにできるとは限らない。

仕事は私の幸せを保証してはくれないし、家での生活が誰かに評価され、お給料をもらえる訳ではありません。

結局のところ、自分の選択した道を信じて進むのみ。

あの頃こうしていれば… と後悔のないよう、今を精一杯生きるしかないんですね。


採血結果は良好。

先生からどの凍結胚を移植したいですか?と聞かれます。

初めてのことなので、選択の基準がわかりません。

グレードや5日後の大きさが大きい方がいいんでしょうか?

と正直に話すと、それではこちらで選んで移植準備をしますと。

どの胚を移植したのか、後で教えていただけますか?と尋ねると…

もう決まってますよーと凍結胚の番号を教えてくれました。

9個のうち一番大きくてグレードの良いものでした。

理由は先ほど言ったことでしょうか?と質問したところ、それだけの理由ではありませんよーとのこと。

これ以上は専門的なことだろうと思い、メモだけして移植前の診察を終了しました。


14:00に移植が決定し、一旦帰宅。

14:00に戻ると、培養士さんが凍結胚の融解状況を説明してくれます。

凍っていたものはなんでもそうですが、少し小さくなっているんですね。

その様子と融解が終了し、元のハリのある卵になったものを画像で見せてもらいます。

融解後の問題もないのでこの胚を移植をしますと説明をしてもらい、いよいよ移植準備です。

ちょっと長くなりましたので、②へ続きますね。

では、また後日。



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